カロリーアンサーに関するQ&A
Q1.栄養表示に「カロリーアンサー」の測定値は使えますか?
A: カロリーアンサー[近赤外線分光分析法]による測定値の根拠データは、日本食品標準成分表や、食品の理化学分析結果のデータを基に、食品その物に含まれる成分を近赤外線分光分析法によって得られたデータを解析し、各成分を導き出しています。
よって、「カロリーアンサー」の測定値は、各データの計算値と捉え表示の際は、「推定値」や「目安」である事を伝える事が重要です。
Q2.最近「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」が発表されましたが、「カロリーアンサー」は使えますか?
A: 2015年12月に「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」が発表されましたが、内容が全く違うわけではありませんので問題ありません。
これまでの「五訂増補日本食品標準成分表」の原材料の内容に最近の調理方法に関する情報が付加された物になります。また、表の並びが変わった事が特長です。
Q3.「カロリーアンサー」の日常点検はどのように行えば良いですか?
A: お使いの型式によって、下記の始業前点検を行ってください。
【カロリーアンサー CA-HNの場合】
始業前点検として、暖機運転終了後、基準セルを検査1モードにて測定を行い 一定の測定値である事を確認します。 また、一定の品物(成分が判明しているもの)を始業前点検として測定することで 機器に異常がないかを確認することができます。 注意点として、腐敗や乾燥によって数値が変化しますので、保管には注意が必要です。
【カロリーアンサー CA-HMの場合】
始業前点検として、暖機運転終了後、検査1(反射)モードにて、カロリーメイト®(チーズ味)を測定し、一定の数値である事を確認します。
また、検査2(透過)モードにて、カロリーメイト®(コーヒー味)を測定し、一定の数値であることを確認します。
*カロリーメイト(CalorieMate)は、大塚製薬株式会社の登録商標です。