高等学校でのカロリーアンサー導入事例
大阪府立農芸高校(DXハイスクール採択校)
食品や農業を科学的・総合的に学習 大阪府立農芸高校
大阪府立農芸高校では、生徒たちが食品や農業に関して体系的・実践的に学んでいます。
ハイテク農芸科:野菜・果樹・作物・花卉・造園樹木などの植物の栽培と利用について学びます。
食品加工科:食品の加工原理・技術や包装・流通、栄養学や微生物など身近な存在である食品について科学的・総合的に学びます。
資源動物科:家畜の飼養管理などの基礎をはじめ、動物をより有用な資源として活用するための技術、乳肉製品製造についても学習します。
カロリーアンサー導入の経緯
「食」についてさまざまな角度から総合的に学ぶ食品加工科では、分析機器を導入しようとしたが分析機器が一つもない状況であったことから分析機器の購入を検討。
タンパク質の分析装置等も購入したが、生徒が食品を成分ごとに分析するには時間がかかり、危険な薬品も多いため、簡便に多くの栄養成分を分析できるカロリーアンサーを文部科学省令和2年度文部科学関係第3次補正予算「スマート専門高校事業」で採用。
導入後の活用状況
導入したカロリーアンサーは主に食品加工科の3年生の課題研究で活用されています。
事例1 - 減塩食品の開発
減塩する前をカロリーアンサーで測る
減塩した後をカロリーアンサーで測る
その差を比較して研究・改善など
事例2 - 郷土料理の改良
改良前をカロリーアンサーで測る
改良後をカロリーアンサーで測る
その差を比較して研究・改善など